📱今更聞けないMNP(モバイル・ナンバー・ポータビリティ)
~電話番号そのままでスマホ乗り換え、実はかんたん!~
「スマホの乗り換えってむずかしそう…」「電話番号を変えたくない!」そんなあなたに知ってほしいのが、MNP(モバイル・ナンバー・ポータビリティ)です。この記事では、初心者でも安心して進められるよう、基本から実際の手続き、注意点までをしっかり解説します。
🌟MNPってなに?
MNPとは、今使っている電話番号をそのままに、通信キャリア(ドコモ・au・ソフトバンクなど)を乗り換えられる制度のこと。
主なメリット
- 電話番号そのまま!(連絡先変更不要)
- 他社への乗り換えで割引・キャンペーンが使える
- 自分に合った料金プランを選びやすくなる
🧭手続きは3ステップ!実はそんなにむずかしくない
① 「MNP予約番号」を取得しよう
🔑MNP予約番号とは?
- 他社へ乗り換えるために必要な10桁の識別番号。
- 転出元キャリアが発行し、乗り換え先に提出することで電話番号がそのまま使えます。
- 有効期限は発行日を含めて15日間。
🔎取得方法の例(ドコモ)
- My docomo:ログイン → 解約・MNP → MNP予約番号の発行
- 電話:151にかけてオペレーターに依頼
- 店舗:事前予約が必要なことも
💡「MNPワンストップ」対応キャリアなら、予約番号の入力すら不要で乗り換えできる場合も!
② 乗り換え先のキャリアで申し込み
必要なものは以下の4つ:
- MNP予約番号
- 本人確認書類(運転免許証など)
- 支払い情報(クレジットカードや口座)
- メールアドレス(連絡用)
🎁MNP限定の割引や特典ってどんなもの?
キャリア | 特典の例 |
---|---|
ソフトバンク | 最大22,000円の機種割引(MNP限定) |
au | スマホトクするプログラム(端末代金の負担減) |
楽天モバイル | 最大19,000ポイント還元(乗り換え+端末購入) |
IIJmio等の格安SIM | MNP限定で端末が一括100円など、初期費用無料も |
💡乗り換え前にキャンペーンページを必ずチェック!時期や機種によって変動します。
③ 回線切り替え(開通手続き)
SIMカードの場合:
- スマホの電源を切る
- 新しいSIMを挿す
- 電源ON
- Webや電話で開通手続き
- APN設定(ネット接続用)
eSIMの場合:
- QRコードを読み取る or アプリで設定 → 即日開通
🚨開通後、旧キャリアは自動で解約されます。安心!
⚠️初心者が見落としがちな注意点
項目 | 内容 |
---|---|
名義の一致 | 転出元と転入先の名義が違うと手続き不可 |
キャリアメール | 基本使えなくなる(※月額330円で持ち運びサービスあり) |
ポイント・特典 | dポイント等の連携がないと失効する可能性 |
通信空白時間 | 切り替え時に通信できない数分〜数時間が発生することも |
🔓SIMロック解除ってなに?
- SIMロックとは、契約しているキャリア以外では使えないように端末に制限がかかっている状態。
- SIMロック解除をすれば、他社のSIMが使えるようになります。
✅解除方法
- 各キャリアのWebサイト(マイページ)から手続き
- 店舗でも可能(有料の場合あり)
- 端末購入から一定期間が経過していないと不可な場合も
💡2021年以降に発売された多くのスマホは、SIMフリーで販売されています。
📶端末の対応:周波数帯ってなに?
スマホは、通信に使う「周波数帯(バンド)」を通じてインターネットに接続しています。 キャリアごとに使っているバンドが違うため、端末が対応していないと電波が弱くなる/繋がらないことがあります。
バンドの例(一部抜粋)
キャリア | 主な周波数帯 |
---|---|
ドコモ | Band 1 / 3 / 19 |
au | Band 1 / 18 / 26 |
ソフトバンク | Band 1 / 3 / 8 |
📌乗り換え先キャリアの「動作確認済み端末一覧」で、現在のスマホが対応しているかチェックしましょう!
✍️まとめ:MNPは「知らないと損、知ってると得する」乗り換え術!
- 難しそうに見えて、実は3ステップで完了!
- キャンペーンや料金見直しのチャンス
- 事前準備と注意点を押さえれば安心
- 周波数帯やSIMロックなど、“技術的な落とし穴”にも注意
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